
こんにちは、Tomoyaです。
今回は「【スタンフォード大学推奨】ストレスを味方につける3つの思考」というテーマでお話しようと思います。
・ケンカの頻度が劇的に減る
・一日で効果が出る方法を知れる
本記事の信頼性
以下の書籍を基に作成されています。
マクゴニカル,ケリー著、神崎朗子訳(2015)
『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』大和書房
スティール,クロード著、藤原朝子訳、北村英哉日本語版序文(2020)
『ステレオタイプの科学 「社会の刷り込み」は成果にどう影響し、私達は何が出来るのか』英治出版
ブロックマン,ジョン編著、夏目大 花塚恵訳(2020)
『天才科学者はこう考える 読むだけで頭が良くなる151の視点』ダイヤモンド社
目次
1. 失敗を利用する3つの思考
「3つの思考」を事前に紹介
2. ストレスの発生源が自分を強くする
3. ストレスは友達(※いないと寿命が..幸福度が..)
大前提としてまず、「すべては思い込みと偏見で出来ている」という思考を知って下さい。
この思考が無いと、残りの2つを理解しにくくなります。
その2つでは、失敗からくるストレスの捉え方・考え方も紹介しています。
では、どうぞ(∩´∀`)∩
1-1. 思考その①「すべては思い込みと偏見で出来ている」

人間の脳は大きく分けて2つの認知機能を持っています。それは「思考」と「直感」です。
その中でも私達が常にお世話になっているのが「直感」。これは本能的な部分もあるので仕方ありません。
しかし、その判断が正しいかどうかは別の話です。
ここで1つ質問させて下さい。
Q.「あなたは、自分の直感の答え合わせをしたことがありますか?」
以前の僕にはありませんでした。
この考え方を知ったのは約3年前のことです。
もし、あなたも3年前の僕と同じように、答え合わせの経験がないのなら、
こちらから勝手に決めつけることは極力控えることをおすすめします。
しかし、気を張る必要はありません。
この記事を読み終わるころには
あなたはもうそんな人間ではないことは明らかです。
では、先ほどの質問の答えを心に留めながら、残り2つもご覧ください。
1-2. 思考その②「ストレスの発生源が自分を強くさせる」

理由は、「自分に足りないもの」「自分に必要なスキル」を明確に出来るからです。
ここで少し想像してみて下さい。
ここであなたに欠けているものが明確になりました。
それは「好きな人とでも話せるコミュニケーション能力」と「人脈」の2つです。
多少強引で雑だったかもしれませんが、このように自分のボトルネック(問題点)を見つけ、そこを埋める努力をすれば、確実に昨日のあなたよりも強くなることが出来ます。
自分の問題点はノートに書き込むことをおすすめします。
下記のように、ノートの見開き左側に問題点を書き込みます。
そしてその右側に真逆の事を書き、さらに具体的な改善方法も書き込みます。
(書き込み例↓)
左側(現状) | 右側(将来) | 改善方法 |
学力が低い | 学力が高い | 毎朝2時間勉強する |
ガリガリ | マッチョ | 2日に1度、各部位の筋トレ |
恋人いない | 恋人がいる | 優良出会い系サイトに登録 |
これだけでOKです。
後はすぐに行動するだけ。
必要な機材・器具などがあれば寝る前に購入することをおすすめします。
1-3. 思考その③「ストレスは友達(※いないと寿命が..幸福度が...)」

イギリスで9000人を対象に10年間に渡って行われた追跡調査があります。
それによると「人生に大きな生きがいがある」と答えた人は、そうでない人に比べ、約30%も死亡率に差があることが分かりました。
これは、喫煙、飲酒、うつ病、運動の有無に関係なく示された結果です。
「生きがい」とは、困難に立ち向かい、それを乗り越えてきたことを指します。
ストレスがあるのにも関わらず、寿命や幸福度が高ることを
スタンフォード大学のケリー・マクゴニカルは「ストレスパラドックス」と呼んでいます。
このパートを読むと、先ほどお話した「思い込み」のお話を思い出すのではないでしょうか。
実際にそんなことは無いのにも関わらず、人は勝手な思い込みでそれらを嫌ってしまう。
めちゃくちゃコスパが悪いと思いませんか?
これに気づけたらあなたは周りの人々に大きな差をつけることが出来ます。
人生勝ち組とまでは言いませんが、人と違った目線・思考を持つことには大きな価値があると断言できます。
2. ”3つの思考” を得ても落ち込む話

当たり前だと感じるかもしれませんが、3つの思考を知ったところで落ち込むことに変わりはありません。
僕がはじめて ” 3つの思考 ” を知ったとき、
もともと根暗な自分は「これで無敵だ!」と、この上ない武器を手に入れたように喜び、留学、長期インターン、多種多様なアルバイト、ちょっとしたビジネスなど、あらゆることに挑戦しました。
ですが現実、そんなわけにはいきません。
当たり前のように失敗し、落ち込みもします。
僕の失敗は、「これさえあれば大丈夫」と決めつけていたことでした。
たった3つの思考を手に入れただけで、誰よりも強くなった気でいたのです。
今となっては笑い話ですが、あの時は逃げ出したい一心でした。
このような失敗をした僕が言えることは
「”3つの思考”は正しい」と「決して自分自身が強いわけではない」の2つです
あれらの思考は正しいです。必ずしも間違っているわけではありません。
しかし、失敗する原因はいつも「自分が強くなった」というマインドセットです。
僕がこの記事で一番伝えたかったことは、その部分です。
誰もが通る道ですが、必ず先ほどの2つは意識してください。
それだけで、成果のでるスピードに差がでます。
本記事はここで終了となります。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
では
トモヤ(=^・・^=)
3. 本記事と合わせ読みたいおすすめ本
この記事と合わせて読むともっと効果的に成果を得られるおすすめ本をご紹介します。
『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』
本書はストレスと「どう付き合うのか」「どう捉えればいいのか」を科学的根拠を基に、明確に提示しているものになります。
実際にこの本は一般常識として悪者にされてきたストレスの印象を覆しました。
つまり多くの人が勘違いし、行動してこなかった部分に追及でき、
周囲の人々から突き抜けるための準備に欠かせない一冊だと言えます。
左側(文庫版)、右側(単行本)
『ステレオタイプの科学―「社会の刷り込み」は成果にどう影響し、わたしたちは何ができるのか』
一見、専門書のように見える本書ですが、めちゃくちゃ読みやすいです。
「あるある!」と同感できるものや「そんなことが!?」と新たに気づかされることもあります。
例えば
・数学の得意、不得意に男女差はない
・黒人ほど一人で行動し、白人ほど集団で行動する
全部知ってたらすみませんm(__)m
これ以外にも、周囲の人とは少し違った視点を持つことで、
知ったかぶりや決めつけの予防になります。
しかし、部分的に少しマニアックな言葉もありますので趣味程度で購入した方がより読みやすいと思います。
『天才科学者はこう考える 読むだけで頭が良くなる151の視点』
本書は様々な学者、教授の方の寄せ書きで出来ています。
正直、「151個すべてが役に立つか」と言われると厳しいところでもあります。
しかし、ちょっとした目線違いと自分の経験を繋げることも出来ます。
例えば
・「自分は平均以上のドライバーだと思ってる」
・「仮説が多すぎる時どれを選ぶべきか」
などなど
あなたにとって役立つ考え方・視点が本書で書かれているのか
それは実際に手に取って確かめてみないと分かりません。
ですが、そのくらいの価値がこの本にはあると断言できます。