

・言うこと聞いてくれなくて困ってる
・あんまり無理強いしたくないなぁ
・子供が嫌がらない良い方法はないかな?
こういった疑問に答えます!
本記事の信頼性
以下の書籍・文献を参考に構成されています。
まず初めに、子育てがどれほどキツイのか
これを確認してから方法を紹介します。
「いや、最初から方法だけ教えてよ」という方は飛ばしていただいても大丈夫です。
では見ていきましょう!(∩´∀`)∩
目次
1. 子育てのキツさを可視化してみた
宣言通り
初めに、下記の引用を参考に子育てのキツさを共有したと思います。
2000人の親を対象とした非公式な調査によると、私たちは1日平均6回(1回約8分、1ヵ月で述べ24時間)自分の子どもと交渉している。しかも、最近の状況を考えると、この数字はどこまで上昇しているだろうか。在宅勤務になって1日24時間、子どもと一緒にいるのだから。
メアリー(モリー),カーン、テリ,R,カーツバーグ著(掲載日:2020.06.30)「子どもとの交渉を上手にまとめる4つの戦略」|Harvard Business Review(閲覧日:2020.07.01)
引用にある通り、在宅勤務もしくは専業主婦(主夫)の方にとっては
もう少し回数が増えそうですので、回数を増やして分数を減らしてみます。
例えば、1日平均15回(1回約5分)とすると
一か月で約2250分(約37.5時間)
つまり、年間約67500分(約1125時間)
これでもう、これほどの時間を「片付け」や「手を洗う」「勉強」などといった交渉ごとに盗られていることを共有できたかと思います。
両親さまさまですm(__)m
こうした数字を見てみると絶望しますね。
「あー、年間1125時間あったら何しようかな」
僕であればこんな感じでふけってます。
ではこんなに大きい時間を縮めるためにはどうすればいいのか。
次は本篇であるその方法を見ていきましょう(∩´∀`)∩
2. 子供が言うことを聞く4つの交渉術

前もって紹介すると以下の4つになります。
②「TPO(タイミング、場所、場合)を見極める」
③「子供の目的を明確化させる」
④「一流営業マンの伝え方」
それではこの順番で見ていきましょう(∩´∀`)∩
2-1. 交渉術その①「目的の明確化」
この方法は、あやふやし過ぎている言い方を改善するために使う方法です。
では、なぜこの方法が必要なのか
それは
「指摘された部分があやふや過ぎて、子供はそれを理解できない」
例はこちら
・「ダメなものはダメ」
・「とにかくやって」
・「○○ちゃん、△△くんのために言ってるんだよ」
これじゃあ、わかんないですよね
僕は両親によく言われていたのですが、意味が分かりませんでした。
正直、抽象的すぎて、今だに理解できません。(-_-;)
こういう、あやふやし過ぎている言い方を改善するために「目的の明確化」があります。
使い方はこちら
「手を洗ってもらう目的は、病気にならないため。もし病気になれば、お父さんお母さんにも病気がうつるかも。そうなれば、病院に行きづらくなるし、仕事にも行けないから、君も困っちゃう。」
「片付けをしてもらう目的は掃除をするときに邪魔になるから。掃除の時間が掛かると、ご飯を作る時間が遅れる。そうなると、お腹が空いても食べれない。」
「勉強をしてもらう目的は、良い人間関係を築くため。理由は人間は周りの環境で性格が決まるから。であれば、少しでも質の高い人間関係を作っておくことで、社会人になった時、困ることはほぼ無くなるよ。」
フレームワークはこちら(①~③の順番で言えば大丈夫です)
②理由
③結果(行った結果、行わなかった時の結果)
※主語はほぼ「自分」(具体例を見てもらえれば分かると思います)
これだけでかなり改善されますが、まだ足りません。
年齢によりますが、子供は初めから理解しようとしない人間です。
そんな人に対し、ほぼ確実(90%以上)に聞いてもらう補足方法は以下の3通りになります。
2-2. 交渉術その②「TPO(時、場所、場合)を見極める」
これは「無理に言うことを聞かせない」を目的としています。
この交渉術に関しては
下記の記事「【もう悩まない】結婚生活を円滑にさせる”シンプルルール”とは」の「ルールその③ “ 停止ルール ”」を参考に
2-3. 交渉術その③「子供の目的を明確化させる」
これは、子供が「自分が何をしようとしてるのか」を確認させることが目的です。
使い方は先ほどの『交渉術その①「目的の明確化」』の主語:自分を “ 子供 ” に変え、疑問形にするだけ。
具体例はこちら
手を洗わない目的はなに?病気にならないの?もし病気になれば、お父さんお母さんにも病気がうつるかも。そうなれば、病院に行きづらくなるし、仕事にも行けないから、自分が困っちゃうよ?
片付けをしない目的はなに?掃除をするときに邪魔にならない?掃除の時間が掛かると、ご飯を作る時間が遅れて、お腹が空いちゃうよ?
※「勉強」の部分は主語が子供なので割愛します。
フレームワークは先ほどと同じ
②理由
③結果(行った結果、行わなかった時の結果)
主語を「両親」にするか「子供」にするかは、人によって変わってきますので
断言できないこと、お許しください。
2-4. 交渉術その④「一流営業マンの伝え方」
伝え方(順番)はこちら
②具体例
③結論
この順番を守るだけで説得力にかなり差が出てきます。
理由というより、実際に見ていただいた方が早いと思うので
まずは下記の例をご覧ください。
いかがでしょうか
話し言葉としては、ちょっと違和感のある文章ですが
同じ内容を言っているのに、伝え方を変えるだけで別物に感じるはずです。
では実際にどのように伝えればいいのか
具体例はこちら
①結論・理由:手を洗ってもらう目的は、病気にならないため。
②具体例:もし病気になれば、お父さんお母さんにも病気がうつるかも。
③結論:そうなれば、病院に行きづらくなるし、仕事にも行けないから、君も困っちゃう。
①結論・理由:片付けをしてもらう目的は掃除をするときに邪魔になるから。
②具体例:掃除の時間が掛かると、ご飯を作る時間が遅れる。
③結論:そうなると、お腹が空いても食べれない。
これが出来れば問題なしです。
塾講師のアルバイトをいくつかやっていて、いろんな教え方・伝え方を実験したのですが、このフレームワークが一番効果ありでした!
これは売れっ子営業マンの方が使っている手法なので
頭一つ抜けた人物になりたい方は、仕事場・遊びの場でも使ってみてはいかがでしょうか。
※注意書き
万人に効くものではありません、実際に慣れるまでは失敗することもあります。
僕も結構な数を失敗しました。けれどその分、実践知識がつくので、ご興味のある方は是非お試しください(∩´∀`)∩
3. 本記事のまとめ
今回は「【仕事場で使える】子供に言うことを聞かせる4つの交渉術」というテーマでお話しました。
方法はこちら
②「TPO(時、場所、場合)を見極める」
③「子供の目的を明確化させる」
④「一流営業マンの伝え方」
本記事はここで終了となります。
ここまで記事をご覧いただいて、ありがとうございました !
では
トモヤ(=^・・^=)