


▼この記事を書いている人の経歴・実績

就活は準備が大切だと言われていますが、「自己分析」や「企業分析」などと言われてパニックになります。
忖度なしで言うと「企業分析」は時間の無駄です。僕もやりましたが、途中で止めました。
しかも企業の面接には寝坊で遅刻するような人間です。
そんな僕が見つけた、最低限の努力で無駄のない就活をするための思考法が下記に書いてあります。
就活をラクにしたい方は続きをお読みください。
※注意
本記事は「ラクに内定の可能性を上げる方法」を紹介するもので、「ラクに就職する方法」「内定を確実にする方法」ではありません。ラクに就職するのであれば、説明会やインターンに行くだけで内定が出る企業、またはサークル上がりのイベント会社などは、めちゃくちゃ就職しやすいです。
これを読んで得する方は、「本気で良い企業に入りたい」「自分を大事に出来る企業を見つけたい」と考えている方です。
それをご了承の上、ご参考にして下さい。
・企業選びの手順
・実践するときの心構え
では、始めます。

先に、「思考」と「手順」を紹介します。
▼思考は以下の通り。
▼手順は以下の通り。
②業界別に性格を知る
③企業の業務形態を知る
では、この順番で説明していきます。
ここでは少し、考え方の話をしていきます。
これを知っておかないと、手順を覚えても役に立たないからです。
下記にあるのはネットで有名な「この壺は満杯か」というお話です。
少し長いですが、とても大事なことなので読んでください。知っている方は飛ばしても大丈夫です。
(※僕は飛ばして実践しましたが、失敗しました。友人も同じ結果で終わったので読むことをおすすめします。)
では、「この壺は満杯か」を読んで下さい。
どうぞ。
「クイズの時間だ」教授はそう言って、大きな壺を取り出して教壇に置いた。その壺に、彼は一つ一つ岩を詰めた。
壺がいっぱいになるまで岩を詰めて、彼は学生に聞いた。
「この壺は満杯か?」
教室中の学生が「はい」と答えた。
「本当に?」
そう言いながら教授は、教壇の下からバケツいっぱいの砂利を取り出した。
そして砂利を壺の中に流し込み、壺を振りながら、岩と岩の間を砂利で埋めていく。そしてもう一度聞いた。
「この壺は満杯か?」
学生は答えられない。一人の生徒が「たぶん違うだろう」と答えた。
教授は「そうだ」と笑い、教壇の下から砂の入ったバケツを取り出した。それを岩と砂利の隙間に流し込んだ後、三度目の質問を投げかけた
「この壺は満杯になったか?」
学生は声を揃えて、「いや」と答えた。教授は水差しを取り出し、壺の縁までなみなみと水を注いだ。彼は学生に最後の質問を投げかける。
「僕が何をいいたいのかわかるだろうか?」
一人の学生が手を挙げた。
「どんなスケジュールが厳しいときでも、最大限の努力をすれば、いつでも予定を詰め込むことは可能だということです」
「それは違う」と教授は言った。
「重要なポイントはそこではないんだよ。この例が私たちに示してくれる真実は、大きな岩を先に入れない限り、それが入る余地は、その後二度とないということなんだ」
君たちの人生にとって「大きな岩」とは何だろう、と教授は話しはじめる。
それは、仕事であったり、志であったり、愛する人であったり、家庭であったり、自分の夢であったり…。
ここでいう「大きな岩」とは、君たちにとって一番大事なものだ。
それを最初に壺の中に入れなさい。さまないと、君たちはそれを永遠に失うことになる。
もし君たちが小さな砂利や砂、つまり、自分にとって重要性の低いものから壺を満たしていけば、君たちの人生は重要でない「何か」に満たされるものになるだろう。
そして大きな岩、つまり自分にとって一番大事なものに割く時間を失い、その結果、それ自体を失うだろう。
どうですか。
理解できた方もいれば、「う~ん」と思う方もいますよね。
今は、それでいいです。
では、このあとの実践編でも使用するので、「この壺は満杯か」で言われているキーワードを整理します。
「砂利・水」=「どうでもいい、または、面白そうなもの」
これだけ覚えて下さい。
次に、企業選びの手順を見ていきます。
ここでは、「自分にとって何が大切か」を明確にして、それを応用する方法を説明します。
先ほどの「この壺は満杯か」で整理したキーワード、覚えていますか?
おさらいとして、もう一度、記載しておきます。
「砂利・水」=「どうでもいい、または、面白そうなもの」
この考え方は、企業選びだけでなく、人生の選択肢を問われる場面でも活用できます。
▼例えば僕の場合。
砂利・水:付き合い、恋愛、食事など
こんな感じに、自分の人生において「これだけは譲れない」というものを「大きな岩」とし、選択する際の指標にしてみて下さい。
すると、どんな「業界」のどんな「企業」に行くべきかが見えてきます。
僕の場合「大きな岩=睡眠」なので、以下のような表になります。
業界 | 公務員、金融 |
企業 | 地方公務員、銀行、銀行と繋がっている企業 |
僕は残業が少ない企業を探しました。しかし、残業がない企業はなかなかありません。
そこで、莫大な個人情報の集まっている企業であれば、強制的に家に持って帰ることが出来ない。
つまり、家に帰ったらその時間は自分のものになるので、それが実現できる「銀行」「銀行と繋がっている企業」を選んだというプロセスになります。

しかし僕がやったのは、業界研究というよりは、業界別の業務形態をググっただけです。特別なことはしていません。努力を最小限に抑えたいのであれば、リサーチする努力は惜しまないでください。2ちゃんねるを創設した西村博之さんも以下のように言ってます。

さて、働かないアリに必要なもう一つの要素が、「自分の興味のあることに没頭できる」ということだ。
ひろゆき[西村博之](2020)「1%の努力」ダイアモンド社
調べることを面倒に思う人がいる。たしかに、インターネット以前は面倒だった。
けれど、パソコンやスマホがある現在では調べるコストは、ほとんどゼロだ。
僕は、「1%の努力」として、調べることは徹底的にやるようにしている。
つまり、「努力をしない=なにもしない」ではなく
いかに「努力を削ることが出来るのか、そのためには何が出来るのか」。
これを行動に移すと「徹底的に調べる」になります。
これで、どんな業界・企業を選ぶのかを決めることが出来ました。
次は、その業界にいる方に多い性格を見ていきましょう。
結論は「類は友を呼ぶ」です。
ここは面接で役立ってきます。
なぜなら「透明のナイフ」と呼ばれる「類似性」を武器に戦うことが出来るので。
例えば、自分と同じような人と話していると「気持ち良いな」と思ったことないですか?
心理学では「類似性効果」とも言われています。
論理的な人は、論理的な人と仲良くなる。
感情論的な人は、感情論的な人と仲良くなる。
イメージできたかと思います。
使い方は、『手順その①「自己分析」』で明確にした、企業と自分の性格を使います。
▼僕の場合
自分の性格 | 合理主義、営業したくない |
金融の性格 | 合理主義、営業のない会社もある |
ざっとこんな感じです。
これで、かなりの企業数を絞れましたね。
ここまでくれば、あとは企業をリサーチして申し込むだけです。
今回は「【就活生 必見!】ラクして内定の可能性を上げる思考と企業選びの手順」というテーマでお話しました。
▼手順は以下の通り。
②各業界、企業に多い性格を調べる
③自分と合う業界・企業を絞り、そこに申し込む

本記事はここで終了となります。
最後まで見ていただいてありがとうございました。
では