

・結婚したいけど、最近ケンカ多いなぁ?
・結婚してからケンカ増えたな
・そういうのに時間取られたくないなぁ
・何か良い方法ないかなぁ?
今回はこんな悩みに答えていこうと思います。
本記事を読むと以下のようなことが得られます(∩´∀`)∩
・ケンカの頻度が劇的に減る
・一日で効果が出る方法を知れる
本記事の信頼性
ドナルド,サル/キャスリーン,アイゼンハート著;戸塚隆将監訳(2015)『SIMPLE RULES「仕事が速い人」はここまでシンプルに考える』三笠書房
マッテオ,モッテルリーニ著;泉典子訳(2009)『世界は感情で動く 行動経済学からみる脳のトラップ』紀伊國屋書店
ダニエル,カーネマン著;村井章子訳(2014)『ファスト&スロー あなたの意志はどのように決まるか?(上下)』早川書房
目次
1. ” シンプルルール ” とは

簡単に言うと
「自分の中にルールを決めて、あらゆることに対する対応策を決めておくこと」です。
シンプルルールは下記の4つルール(正確には6つですが、実践で効果のあった4つを紹介します)の総称です。
では、さっそく見ていきましょう。
2. “シンプルルール” を効果的にする「4つのルール」

先に4つのルールの名前を紹介します。
ルールその② “ 優先順位ルール ”
ルールその③ “ 停止ルール ”
ルールその④ “ コーディネーション・ルール ”
では、この順番で説明していきます。
2-1. ルールその① “ 境界線ルール ”
「境界線ルール」は約束を守る際に使うと効果抜群なルールです。
内容は以下の通り
・もし~でなければ~する。
これは「If thenルール」とも呼ばれています。
これを結婚・同棲生活に落とし込むと
「もし相手が約束をやぶったら、同じことを3回まで頼んでみる。」
「もし捨てたい物があれば、一度相手に相談してみる。」
こんな感じになります。
トラブルは家庭によって変わってくると思いますので
「もし~であれば~する。」の「~」の部分を変更して、書き出してみて下さい。
2-2. ルールその② “ 優先順位ルール ”
「優先順位ルール」は、一度に多くの仕事を抱えたときに効果を発揮します。
「掃除は自分の部屋を先に終わらせる」
「仕事よりも家事を先に終わらせる」
ここも各ご家庭で起こる問題は変わってきますので
今までにあったことや、これから起こるであろう事象を書きだしてみて下さい。
2-3. ルールその③ “ 停止ルール ”
「停止ルール」は、相手の失敗が自分にとっても悪い事だったときに役立ちます。
例えばこんな経験はありませんか?
相手に「今日帰りが遅くなるから、ご飯炊いておくの頼んでいい?」とメールを送り「いいよー」と返信が来たにも関わらず、帰ってみたらテレビを見て爆笑してた
みたいなプッツンポイント。
経験だけでなく、見たことある方も多いのではないでしょうか
しかも、それが何回も続く。イライラしほうだいですね。。。
境界線ルールでもお話しましたが
一度失敗したことは二回以上失敗するものです。
なので相手が忘れた時、失敗した際に「何回までは同じことを頼んでみる」
という“ 停止ルール ”を設けると、余計なストレスを感じることはありません。
2-4. ルールその④ “ コーディネーション・ルール ”
これは集団行動をとるときに効果的なルールです。
もしこれが出来ていないと「なんで自分だけやってるの?」「ちょっとぐらい協力しろよ!」となり、ケンカが起こること間違いなしです。
しかし、このルールを決めていると、そんな煩わしいケンカはほとんど起きませんので、ぜひ参考にしてみて下さい。
具体例はこちら
「誰かが掃除を始めたら、邪魔にならないように荷物をどける」
「雨が降ってきたら、洗濯物を入れる人、雨戸を閉める人に分かれる」
僕は結婚していないのですが
両親を見ていると、だいたい上記のようなことが起こります。
多くの研究で、協力の無いグループと協力のあるグループとでは、親密度や幸福度は約67%の差があることが分かっています。
一例はこちら
井梅由美子、藤後悦子(2014)「成人期女性の対人関係のトラブルとストレスー子育て期の子供を介して対人関係に着目してー」東京未来大学紀要2014 vol.7
これは、具体的な数値を知らなくても、周知の事実ですよね。
このルールには試してみる価値が十分にあると断言できます。
3. 本記事のまとめ
今回は「【もう悩まない】結婚生活を円滑にさせる”シンプルルール”とは」というテーマでお話しました。
ルールは以下の通り
ルールその② “ 優先順位ルール ”
ルールその③ “ 停止ルール ”
ルールその④ “ コーディネーション・ルール ”
他にも同じような記事を書いている方がいるかと思います。
その方の記事も見ながら、” 自分達にあった方法 ” を探してみて下さい。
より良い成果を生み出せるはずです。
ここまで記事をご覧いただいて、ありがとうございました!
では
トモヤ(=^・・^=)
4. 本記事と合わせて読みたい本
『SIMPLE RULES「仕事が速い人」はここまでシンプルに考える』
これは「自分は仕事が遅い」「時間がない」というような悩みを抱えている方にお勧めです。
簡単に要約すると
「自分の中にルールを決め、必要に応じて決められた行動をとる」これを具体的にどう決めればいいのかを学べる本です。
僕はもともと優柔不断なところがあり、何にでも考えすぎてしまう癖がありました。
しかし、ルールを決めてからはオロオロすることがなくなりました。
時間を大幅に削減することが出来るので、将来のために見てみる価値は十分すぎる一冊です。